旅の記録:グランポポ(Grand Popo)
ずっと行ってみたかった場所、グランポポ!ついに1泊2日で行ってきました。海沿いにあるほぼトーゴの街です。ポポは現地語で海岸の意味があり、トーゴにはプチポポ(Petit Popo)という街もあるそうです。グランポポには野菜栽培、小学校教育、食用作物・稲作栽培と隊員が3人。コトヌーからはタクシーで約2時間、2000Fcfa(400円)。
ひょうたん細工工房の見学。かわいい。ひょうたんはフランス語でカルバス(calebasse)。トーゴからすぐの街ということもあり、この工房の2人のお兄さんはトーゴ人でした。
小物入れだったり、こんな感じのランプだったり。
なぜか手つむぎの糸で織られた織物もありました。売り物なのか分からないくらい雑に置かれていましたが、見てみるとステキなものでした。織物好きの先輩が購入。
グランポポといえば!海!
カニだよ。
久々の海はいいですね。フランス人観光客が泳いでました。
夕食に連れていってもらったのはフランス人経営のレストラン。なんとオシャレなサラダだこと!
メインの豚肉。
デザートのチョコレートムース。
2日目の朝です。この日は川から海へ船で行くピロッグツアー。ピロッグって何?と思ったらフランス語辞書にpirogue「(アフリカ・オセアニアで用いる)丸木舟、カヌー」とありました。なるほど。
こんな感じの船に乗ります。
あれは養殖。
出発してすぐに故障。止まりました。暇ですね。
よく分からない黒い実をもらいました。フリュイノワーfruit noir(=黒い実)という名前だそうです。そのまんまか。
黒い皮を取って中身を食べます。種子は食べません。粉っぽくて酸っぱくてバオバブの実みたいでした。
助けにきてくれた船。これに乗り換えたいところでしたが、この船はこれから別のお客さんを乗せるとのこと。なんとか修理して再出発。
喋ってたら途中の写真撮り忘れた。河口まで着きました。波の感じがすごい。
網を使って魚を獲っている人たち。
「この水にはパワーがあるんだよ!足洗いな!」と言うガイド。舐めてみたら汽水でした。
ホテイアオイ?畑に持っていってコンポストにするとすごくいいんだよ、と言われました。そーなんだ。
さて、帰ります。河口近くに仕掛けられていた罠。
帰り道に塩工房に寄りました。
砂を運んできます。
砂に水をかけ、出てきた水分を集めます。
火にかけます。
ぐつぐつ。
ぐつぐつぐつ。
おー、塩だ。
こちらが完成形。お土産に少し買いました。
ココナッツの飴みたいなやつも作ってました。いつかコトヌーのダントッパ市場で買ったやつの正体はこれだった。(参考:兄とベナン10日間の旅 - 道産子、ベナンへ行く。)
次はマングローブ。汽水域といえば、ですね。
マングローブにくっつく牡蠣はローカル市場で売られているそう。見てみたいな。
約3時間のコースが終了した頃にはもうお昼。イケてるレストランでイカを食べました。その後はコトヌーに戻りましたとさ。
久々の海にテンションが上がって拾った貝殻たち。帰ったら函館の海を見にいこう。