ハナノサキカタ(旧名:道産子、ベナンへ行く。)

ベナン・ジュグーでJICA青年海外協力隊・野菜隊員として活動。(2017.10〜2019.10)

旅の記録:バシラ(Bassila)

こんにちは。ベナンに来て3度目の熱中症となってしまいました。水分補給はこまめにしましょう。

 

さて、少し前の出来事ですがコドワリ村とバンテの先輩隊員の送別会のためバシラ(Bassila)という街へ行ってきました。ジュグーから南に約90キロです。道が非常によろしくないので、車で2時間かかります。バスなら1500Fcfa(300円)、タクシーなら2000Fcfa(400円)が相場です。今回は寄り道をしながらバシラへ行きました。

 

2018年3月2日

ジュグーからナガイレ村へ

所要時間:45分

タクシー料金:1000Fcfa(200円)

まず同期のいるナガイレ村へ。野菜をたくさん持っていきました。

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この村では現在建設ラッシュ。同期隊員の家の隣でも建設が行われていました。パン屋ができるらしいです。

 

ナガイレ村からペネスル村へ

所要時間:確か10分くらい

タクシー料金:300Fcfa(60円)

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出産直後のヤギに出会いました。かわいすぎる。

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お昼ご飯のパット(トウモロコシ粉の練りものにソースをつけて食べる)

 

ペネスル村からバシラへ

所要時間:1時間くらい

タクシー料金:700Fcfa(140円)

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宿泊先のホテルロマンス(Hôtel Romance)へ

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トリプル1泊8000Fcfa(1600円)

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部屋は広く、扇風機、テレビがあります。シャワー室には石鹸有り。Wi-Fi無し。バスタオルが有るかと聞いたらヨレヨレのボロいバスマットみたいなのを貸してくれました。タオルは持参しましょう。

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ホテル内にレストランがあり、1時間ほど待たされますが食べられます。ビール、ワインもあります。この日は同期2人とたくさん飲んでゆっくり過ごしました。

 

翌日、バシラの街へ。

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Bluetooth対応スピーカーを購入。ラジオも聴けます。8000Fcfa(1600円)。Made in China です。お店の人に日本人だと言うと、「日本製品は良いよな!中国製品はダメダメだよ!」と言われましたが、店には中国製品しかないようです。

先輩隊員と合流し、食事へ。鶏肉をたくさん食べました。食べるのに一生懸命だったので写真がありません。

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その後、湖へ。晴れてて気持ちいい!

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遊牧民が現れました。

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湖があっという間に牛だらけに。

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ブタを発見!ベナン北部はムスリムがほとんどで、ジュグーにブタはいないのです。

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ブタの赤ちゃん!かわいいなぁ

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夕方、ホテルロマンス近くの食堂で送別会。北部会メンバーほぼ全員、10人も集まりました。この日は深夜2時まで飲みました。

 

次の日はバシラ隊員のお宅へ。とても豪華な長屋でした。お昼頃にタクシーに乗り、ジュグーへと戻りました。道が悪いのでカラダがとても疲れましたが、バシラで美味しいものをたくさん食べて、ワインをたくさん飲んで楽しかったです。次回の北部会はジュグー開催です。楽しみ。

視察の旅で家族がベナンに来ました

協力隊活動現地「視察の旅」 - 一般社団法人協力隊を育てる会協力隊活動現地「視察の旅」というツアーを利用して、日本から母と姉と弟がベナンへやって来ました。このツアーは協力隊を育てる会が個人渡航しにくい国に限って企画しています。帰国した隊員もしくは添乗員が同行してくれる有難いツアーです。今回のベナンツアーは9家族18人の参加!こんなところまでみなさんありがとうございました。

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3泊4日はフリーということで、我が家はジュグー1泊、パラクー1泊、ウィダ1泊でベナン旅行をしました。当初の予定はジュグー2泊だったのですが、バスの関係で予定変更。移動ばかりで疲れたけど、結果的にはウィダでゆっくり過ごせたので良かったです。

 

2/19 ベナン到着

母は悪天候のため函館から羽田へ予定していた便で飛べずバタバタしたようですが、全員無事に着きました。空港でみんなで出迎えて、ホテルイビスへ。

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ベナンのホテルではハイクラス!こちらはダブルの部屋(朝食付)で1泊6万Fcfa(12000円)程。冷蔵庫、空調、お湯が出る可動式シャワー、ドライヤー、金庫などなど設備もしっかりしています。バスタオル、石鹸、全身シャンプーが置いてあります。Wi-Fiは全館で使えますがイマイチ。蚊帳はありません。

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JICA事務所を訪問後、お土産屋さん(Centre de promotion de l’artisanat)とガンヒのオシャレな布屋さんWoodinへ。私も初めて行ったので楽しかったです。

ホテルに戻り、食事へ。ホテルイビス付近は何も無いので、ホテル内レストランで食べるかタクシーで食事へ行くのがいいかと思います。

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と言っておきながら歩いてロシア料理「ROUSSKI DOM」に行きました。JICA事務所のすぐそばです。

 

2/20 コトヌーからジュグーへ移動

このツアーは協力隊の活動地を訪れるものです。というわけで、遠いのですがバスで10時間かけてジュグーへ。

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ベナンの全てが新鮮で、ひたすら写真や動画を撮る母。

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荷物も多いのでジュグーからは三輪タクシーで自宅へ向かいました。荷物の中身はビックリするくらいほとんど日本食でした。ありがたや。

 

2/21 ジュグー見学、パラクーへ移動

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先輩隊員(小学校教育)の活動を見学。彼は体育を教えています。

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フランス語の授業も見学させていただきました。

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朝ごはんにイニャムピレ(ふかしたヤムイモを餅状にしたもの)とパット(トウモロコシ粉を練ったもの)を試食。それぞれソースをつけて食べます。写真左がパット、右が肉入りソースです。

その後は私のとりあえずの配属先である農業省ドンガ事務局、スーパー、よく分からない配属先の市役所、郵便局、市場、畑と順番に訪問し、いろんな人に挨拶したり見学したりしました。

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市場ではクリクリという落花生からできたお菓子を購入(写真)。昼食は私がよく行く食堂で、豆ごはんのワチェを食べました。 

13時頃帰宅し、パラクーへ向かう準備をして三輪タクシーでジュグー中心街へ。そこから乗合タクシーに乗りパラクーへと向かいました。1人3000Fcfa(600円)。農家のおじさんが家族に会いたいと見送りにきてくれました。

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パラクーの先輩隊員に助けていただき、JICAの人も泊まるというマジェスティックホテル(Le Majestic Hôtel)に宿泊しました。予約無しで泊まれました。写真が無いのですが、エアコン付きツインが2万9000Fcfa。お湯も出ます。タオル、石鹸があります。蚊帳はありません。

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ホテルのレストランで食事。クリームソースのステーキ。比較的安いです。ビールはホテルには置いていませんが、頼んでお金を渡すと近くで買ってきてくれます。おつりもちゃんとくれます。

 

2/22 パラクーからウィダへ移動

先輩隊員がバスのチケットを取ってくださり、また他の先輩隊員が車を手配してくださり、ありがたくバス乗り場へ。7時にパラクーを出発し、14時頃にコトヌーに着きました。スタジアム前で下車し、そこからベナンタクシーでウィダのホテルへ。15000Fcfa(3000円)。高いよ。ちなみに乗合タクシーなら1人1500Fcfaと言われました。

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途中、帰らずの門に寄ってもらいました。

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宿泊先はホテルカサデルパパ(Casa del Papa)というリゾートホテル。コテージがたくさんあり、海側か湖側を選べます。海側の方が若干高いです。

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1泊朝食付ダブル(海側)で5万9000Fcfa(1万1800円)。エアコン、扇風機、金庫、全身シャンプー、タオル大&小があります。蚊帳はありません。

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プール!めっちゃ浅いのと、浅いのと、深いの(1.9M)の3種類。たくさん泳ぎました。

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こちらがレストラン。食事は少々お高い程度ですが、飲み物がやたら高い。通常500Fcfaの水が1500Fcfaもしました。

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平日にも関わらず、白い人たちが沢山いました。予約は必須かもしれません。インターネット公式サイトで予約しましたが、トラブルは無かったです。現地払いでカード使えます。とても快適なのでオススメのホテル。

 

2/23 ウィダからコトヌー

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朝食はバイキング形式でパンやハム、ヨーグルト等がありました。パイナップルがおいしい。

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前日コトヌーからウィダへ連れてきてくれたベナンタクシーにお願いして、ウィダまで迎えにきてもらいました。10時半とお願いしたのに9時過ぎに来たので、コテージの前に座って待ってもらいました。時間通り出発し、ホテルイビスへ。20000Fcfa(4000円)。高いって。

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徒歩でHaie-Vive地区にある雑貨店へ。お土産用にベナン布のポーチ(500Fcfa)を母が大量購入。姉もピアスを買ったり、弟はネックレスを買ったり。その後は大型スーパーのエレバンへ。カシューナッツ等のお土産を買いました。フランス製の食品も買えるので、瓶詰めのパスタソースやポテトチップスをお土産用に購入。エレバンはヨーロッパ系のお菓子が沢山あって楽しい。

夕方は日本大使館を訪問し、その後は日本食レストランで懇親会。私は朝から体調が優れなかったので、ホテルで寝ていました。懇親会は盛り上がったようです。

 

2/24 見送り

初日は早朝バスのため食べられなかったホテルイビスの朝食をいただきました。ビーフシチューがとても美味しかったです。ブイーユやヤムイモ、ハイビスカスジュース等の現地食もありました。

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11時に空港へ向かい、お見送り。空港でソダビというヤシの地酒を急いで買い、弟のスーツケースに詰めました。たくさん買ったので大学生としてはイイお土産になるでしょう。空港内はよくわかりませんが身分証を見せたら入れました。飛行機のチケット無しでは入れないこともあるようです。

家族はエチオピア航空にて無事に日本へたどり着いたようです。とても忙しい旅で疲れたと思いますが、というか私も疲れましたが楽しい時間を過ごすことができました。遠い所からベナンを訪れてくれた家族に感謝です。2019年9月まではベナンに居るので、ベナンに来たい方はいつでも来てください。

アフリカのヴェネツィア!?ガンビエに行ってきました

ベナンにはアフリカのヴェネツィアと呼ばれる(?)水上集落があります。奴隷貿易が行われていた頃、それから逃れるために水上で暮らし始めたそうです。

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ガンビエへ行くためには、まずアボメカラビの船着場へ行きます。おそらくタクシーの運転手さんに言えば分かるでしょう。

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着いてすぐ、料金表があります。上段がモーター付、下段が手漕ぎで、人数によって値段が違います。書いてあるのは往復料金です。料金表があるからぼったくられないと思いますよね。ぼったくられます。私は11人で行ったので、本来なら1人3050Fcfa(610円)でモーター付ボートに乗れるはずです。しかしガイドだという男性が1番左を指差して、「1人7050Fcfa(1410円)だ」と言い張ります。私たち一同「???」彼「この料金表はベナン人用だから、外国人のお前たちは高いんだ」堂々とお金を取ろうとしている彼。なんてこった。4000Fcfaあったらごはん40杯食えるからな。色々言い合って、呆れてみんな門を出てパイナップルを買ったりアイス食べたていたりしたら彼がやってきました。「看板に3500Fcfaと書いてあるから、3500Fcfaでいいよ。」と。どこに3500Fcfaなんて書いてあんだよ、という感じなのですが、せっかく来たしもう面倒なので3500Fcfaで乗ることに。

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船着場には船がたくさん!

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出航〜

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ちなみにここは海ではなく湖です。ノクエ湖。

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漁をしている人がたくさんいました。養殖もしているようで、ティラピアやコイを育てているそうです。

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約20分ほどでガンビエに着きました。水上集落!

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教会かな?

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立派なモスクも。

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途中、ホテルやお土産物屋さんがある建物で休憩。猫が可愛い。

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再び船に乗り、集落をぐるっと見てまわりました。これは学校。

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競技用ボートのようなものに乗っている人もいました。カッコイイ!

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市場もあります。みんな船に物を載せて売っています。

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2軒目のお土産物屋さんへ。ポストカードや置物、コースター、楽器などが売られていました。

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コレは気に入ったので帰国後の我が家に飾ろうと思い購入しました。1枚2800Fcfa。

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ひと通り見終わり、ガンビエ滞在時間は約1時間半。また20分かけて船着場へと戻りました。

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普段船に乗ることはないので、ディズニーシーのアトラクションのようで楽しかったです。ベナンに遊びにくることがあれば、ぜひ一緒に行きましょう。