キャベツ収穫が始まった
相変わらず、近所の畑で働いています。今日は朝からキャベツ収穫。やり方は日本とは全然違います。
まず、おばちゃんたちがキャベツを切っていく。切り方はてきとう。虫食いがひどいやつとあまりにも小さすぎるものは取らないけど、規格は無いので大きさはそれぞれ。で、投げて山にしていく。
次に、男の人たちが袋にこれでもか!というくらいギュウギュウに詰めていく。
そして、上から袋で閉じる。針とヒモを使う。
キャベツの上に座って朝ごはん。
でっかいトラックに積み込む。さすがに数人で運ぶのかな?
と思ったけど違った。
力持ちの3人くらいが主に運んでた。1袋、100〜120キロあるらしい。すげえ。
このキャベツは経済首都・コトヌーのダントッパ市場に運ばれます。1袋の価格は約9000Fcfa(=1800円)で取引される。畑で働いている人はたくさんいるけど、彼らの給与体系は不明。今度聞いてみよう。
さて、今日は夕方にニームオイルの営業が来ていたので一緒に話を聞いてきました。ニームオイルは害虫駆除に使われる自然農薬。
ジュグー中心部の4農場の各代表が集まり、フランス語の説明を聞く。しかし4人中2人はフランス語が分からないので、分かる2人が現地語に訳す。
という感じで30分くらい色々話して、みんなで10本買ってた。私が働いている農場の代表も、トウガラシに使ってみるよ!と言っていた。今は化学農薬使ってるから、ニームオイルが成功して根付くといいなぁ。
私はボカシ肥料を作って見せてみようと考え中。農場の代表が、材料探しを手伝ってくれています。焦りたくないけど、農業は季節に左右されるのでできるだけ早めに前に進みたいと思ってしまう。気楽に行こう。
活動開始から1週間
こんにちは。もう1週間経ったよ。焦らず、と思いながらもたまに焦りを感じる日々。最近は散歩じゃなくて、働いてるよ。
この前畑に行った日の次の日、村落開発支所の人に「畑に連れていくよ」と言われて行ってみたら同じ場所だった。どうやらジュグー市街付近では、ココが1番大きいようだ。
このグループは「アタコラ・ドンガ(それぞれ県名)野菜栽培協同組合」に属している。私が知っているのはジュグーにある3箇所の畑。それぞれの畑には会長がいる。この組合には村落開発支所も市役所も関わっているみたい。まだよく分からないけど、今日は組合の資料を借りてきたから頑張って読もうと思う。
家に1番近い畑で農業指導員が働いていて、彼と一緒に2日前から働かせてもらっている。「何したいの?」って聞かれたから、とりあえずベナンの農業知りたいから作業手伝わせてってことと試験圃場が欲しいということを伝えた。今は毎日共に汗を流しながら働いている。というと協力隊っぽい(笑)
かん水するから来てって言われて、1時間ぼーっと見ていることもある。
今日はなぜか朝9時半に食事が出された。ベナンの赤飯。
ちょっと話せるときがあって、栽培カレンダーを聞けた分だけ作ってみた。未完成だけど、こんな感じ。畑のほとんどはキャベツだよ。
一緒に彼の子ども(たぶん実の子ではない)も働いている。学校には行っていなくて、フランス語は話せない。年齢は知らないらしいけど、見た目で推定すると16歳くらいかな。この子と一緒に居ると、早く現地語を覚えなきゃなって思う。ただ、何も言葉が通じなくても気持ちは伝わるって事がよく分かった。
というわけで、家から徒歩30分の市役所にはあまり顔を出していない。まあ用も居場所も無いんだけど。でも、毎週月曜日の朝は国旗掲揚があるから行こうと思っている。担当の人には2日に1回電話。とりあえずはこの生活を続けていこうと思う。
バイクタクシーの運転手が道路で旗を持って子どもたちを渡らせていて、可愛かったのでパシャり。
ではでは。