モロッコ旅行〜フェズFès〜
フェズにやって来ました。タンジェからは約4時間。モロッコに着いてからずっと動きっぱなしだったので、疲れが出たのかバスではずっと眠っていました。
フェズの朝日。
フェズの旧市街は世界遺産に登録されています。迷宮都市とも言われ、旧市街の中の道は迷路のようになっています。子供から大人まで「迷ってるの?どこ行くの?」などと話しかけてきますが、最終的にはおそらくチップを要求されるでしょう。なのでGPSを頼りに歩くのが無難ですが、Google mapやmaps.meにも載っていない道が多数あり何度も迷いました。でも変な道に行ってしまうと、周辺の優しい住民の方々が行き止まりだと教えてくれます。
さて、フェズといえばタンネリと呼ばれるなめし皮染色。以下のサイトを参考に見学に行きました。他にも多くの人に「タンネリ!タンネリ!」と声を掛けられました。どこへ行っても見ることはできるのだと思いますが、こちらのサイトに載っていた場所は人も少なく、ゆっくりと見学することができたので良かったです。
フェズの皮なめし工場(タンネリ)の行き方・見学料金・注意点・客引きの扱い方まとめ | チームトラベラー-海外旅行・世界一周のバイブル-
ただ、「写真を撮るだけ、何も買わない」と言って入場料を先に払おうとすると、「あとででいい」とかなりしつこく言われました。やっとお金を受け取ってもらえたかと思うと、今度はおつりをくれません。おつりを請求すると、「あとで返す」と言ってきます。入り口から動かずにおつりを請求し続けたらくれました。すると、その後は一切絡んできませんでした。タンネリ工房見学は最初の交渉が肝心です。
こんな感じで、まわりの建物から見渡すようになっています。
力仕事です。
ニオイがキツいので、ミントを渡されます。ここで働いてる人はすごいなぁ。
革製品がたくさん売られていました。
猫かわいい。
その後はお散歩しながらカフェクロックへ。ラクダバーガーを食べました。初めてのラクダ肉は少し臭かったですが、それをカバーするように甘いジャムが乗っていて美味しかったです。
旧市街をお散歩。ものがいっぱいです。
この日はサッカーW杯決勝戦。テレビがある店に人が集まって観戦していたので、人がいない店だらけ。私も混ぜてもらいました。
そして夕方、ハマムに行ってきました!写真は無いのですが、こちらのページを参考にしました。
これぞ本物! 地元の人も集うハマムです - Hammam Sidi Azouzの口コミ - トリップアドバイザー
Hammam Sidi Azouz
観光客向けではなく、ローカルハマムです。大きな通り沿いに面していて分かりやすいです。
営業時間
男女入れ替え制で、男性は6~12時半と21~1時、女性は13~21時。
料金
(2018年7月15日現在)
入場料13DH、垢すり+マッサージ+シャンプー(持ち込み)100DH、荷物の預け料5DH。合計118DH(1534円)
最低限の持ち物
着替え用パンツ、タオル、シャンプー
私はこの3つしか持っていきませんでしたが、汗をかいていたので着替えの服もあったらよかったなと思いました。
手順
1.まず、入り口で入場料を払います(男性でした)。
2.中に入るとロッカールームがあり、受付の方にマッサージをするか聞かれます(フランス語可)
3.服を脱ぎパンツ一丁になります
4.ロッカーに荷物を入れ、鍵を閉めてもらいます。
5.シャンプーを持ってパンツ一丁のおばちゃんと浴場へ行きます。(メガネを外されて足元が不安だったのですが、おばちゃんが手を繋いで歩いてくれました)
6.サウナ内のマットの上に座り、全身にお湯をかけられ、石鹸を塗られて少し放置されます。
7.仰向けの状態で垢すりを受けます。めっちゃ垢出てるよ!って見せられます。(メガネがないので見えなかったけど)
8.うつ伏せになり垢すり。
9.お湯でざっと流してもらいます。
10.仰向けで石鹸を塗られながら全身マッサージ。
11.うつ伏せでマッサージ。
12.シャンプーをしてくれます。(とても雑でした)
13.全身を流し、終了。(終了の合図はないので、出たい時に出る)
という流れでした。
銭湯に来たかのようにスッキリ!ハマム内は街の人で賑わっていて、ローカル感を味わうことができました。お手頃価格ですし、おススメです。
タンネリも見て、ハマムも体験でき、とっても満足なフェズでした~。今度来たらメクネスにも行きたいなぁ。次は砂漠の街メルズーガです!
移動情報
民営バスCTM
出発地:Chefchaouen
到着地:Fès
料金:75DH(975円)
所要時間:4時間