視察の旅で家族がベナンに来ました
協力隊活動現地「視察の旅」 - 一般社団法人協力隊を育てる会協力隊活動現地「視察の旅」というツアーを利用して、日本から母と姉と弟がベナンへやって来ました。このツアーは協力隊を育てる会が個人渡航しにくい国に限って企画しています。帰国した隊員もしくは添乗員が同行してくれる有難いツアーです。今回のベナンツアーは9家族18人の参加!こんなところまでみなさんありがとうございました。
3泊4日はフリーということで、我が家はジュグー1泊、パラクー1泊、ウィダ1泊でベナン旅行をしました。当初の予定はジュグー2泊だったのですが、バスの関係で予定変更。移動ばかりで疲れたけど、結果的にはウィダでゆっくり過ごせたので良かったです。
2/19 ベナン到着
母は悪天候のため函館から羽田へ予定していた便で飛べずバタバタしたようですが、全員無事に着きました。空港でみんなで出迎えて、ホテルイビスへ。
ベナンのホテルではハイクラス!こちらはダブルの部屋(朝食付)で1泊6万Fcfa(12000円)程。冷蔵庫、空調、お湯が出る可動式シャワー、ドライヤー、金庫などなど設備もしっかりしています。バスタオル、石鹸、全身シャンプーが置いてあります。Wi-Fiは全館で使えますがイマイチ。蚊帳はありません。
JICA事務所を訪問後、お土産屋さん(Centre de promotion de l’artisanat)とガンヒのオシャレな布屋さんWoodinへ。私も初めて行ったので楽しかったです。
ホテルに戻り、食事へ。ホテルイビス付近は何も無いので、ホテル内レストランで食べるかタクシーで食事へ行くのがいいかと思います。
と言っておきながら歩いてロシア料理「ROUSSKI DOM」に行きました。JICA事務所のすぐそばです。
2/20 コトヌーからジュグーへ移動
このツアーは協力隊の活動地を訪れるものです。というわけで、遠いのですがバスで10時間かけてジュグーへ。
ベナンの全てが新鮮で、ひたすら写真や動画を撮る母。
荷物も多いのでジュグーからは三輪タクシーで自宅へ向かいました。荷物の中身はビックリするくらいほとんど日本食でした。ありがたや。
2/21 ジュグー見学、パラクーへ移動
先輩隊員(小学校教育)の活動を見学。彼は体育を教えています。
フランス語の授業も見学させていただきました。
朝ごはんにイニャムピレ(ふかしたヤムイモを餅状にしたもの)とパット(トウモロコシ粉を練ったもの)を試食。それぞれソースをつけて食べます。写真左がパット、右が肉入りソースです。
その後は私のとりあえずの配属先である農業省ドンガ事務局、スーパー、よく分からない配属先の市役所、郵便局、市場、畑と順番に訪問し、いろんな人に挨拶したり見学したりしました。
市場ではクリクリという落花生からできたお菓子を購入(写真)。昼食は私がよく行く食堂で、豆ごはんのワチェを食べました。
13時頃帰宅し、パラクーへ向かう準備をして三輪タクシーでジュグー中心街へ。そこから乗合タクシーに乗りパラクーへと向かいました。1人3000Fcfa(600円)。農家のおじさんが家族に会いたいと見送りにきてくれました。
パラクーの先輩隊員に助けていただき、JICAの人も泊まるというマジェスティックホテル(Le Majestic Hôtel)に宿泊しました。予約無しで泊まれました。写真が無いのですが、エアコン付きツインが2万9000Fcfa。お湯も出ます。タオル、石鹸があります。蚊帳はありません。
ホテルのレストランで食事。クリームソースのステーキ。比較的安いです。ビールはホテルには置いていませんが、頼んでお金を渡すと近くで買ってきてくれます。おつりもちゃんとくれます。
2/22 パラクーからウィダへ移動
先輩隊員がバスのチケットを取ってくださり、また他の先輩隊員が車を手配してくださり、ありがたくバス乗り場へ。7時にパラクーを出発し、14時頃にコトヌーに着きました。スタジアム前で下車し、そこからベナンタクシーでウィダのホテルへ。15000Fcfa(3000円)。高いよ。ちなみに乗合タクシーなら1人1500Fcfaと言われました。
途中、帰らずの門に寄ってもらいました。
宿泊先はホテルカサデルパパ(Casa del Papa)というリゾートホテル。コテージがたくさんあり、海側か湖側を選べます。海側の方が若干高いです。
1泊朝食付ダブル(海側)で5万9000Fcfa(1万1800円)。エアコン、扇風機、金庫、全身シャンプー、タオル大&小があります。蚊帳はありません。
プール!めっちゃ浅いのと、浅いのと、深いの(1.9M)の3種類。たくさん泳ぎました。
こちらがレストラン。食事は少々お高い程度ですが、飲み物がやたら高い。通常500Fcfaの水が1500Fcfaもしました。
平日にも関わらず、白い人たちが沢山いました。予約は必須かもしれません。インターネット公式サイトで予約しましたが、トラブルは無かったです。現地払いでカード使えます。とても快適なのでオススメのホテル。
2/23 ウィダからコトヌーへ
朝食はバイキング形式でパンやハム、ヨーグルト等がありました。パイナップルがおいしい。
前日コトヌーからウィダへ連れてきてくれたベナンタクシーにお願いして、ウィダまで迎えにきてもらいました。10時半とお願いしたのに9時過ぎに来たので、コテージの前に座って待ってもらいました。時間通り出発し、ホテルイビスへ。20000Fcfa(4000円)。高いって。
徒歩でHaie-Vive地区にある雑貨店へ。お土産用にベナン布のポーチ(500Fcfa)を母が大量購入。姉もピアスを買ったり、弟はネックレスを買ったり。その後は大型スーパーのエレバンへ。カシューナッツ等のお土産を買いました。フランス製の食品も買えるので、瓶詰めのパスタソースやポテトチップスをお土産用に購入。エレバンはヨーロッパ系のお菓子が沢山あって楽しい。
夕方は日本大使館を訪問し、その後は日本食レストランで懇親会。私は朝から体調が優れなかったので、ホテルで寝ていました。懇親会は盛り上がったようです。
2/24 見送り
初日は早朝バスのため食べられなかったホテルイビスの朝食をいただきました。ビーフシチューがとても美味しかったです。ブイーユやヤムイモ、ハイビスカスジュース等の現地食もありました。
11時に空港へ向かい、お見送り。空港でソダビというヤシの地酒を急いで買い、弟のスーツケースに詰めました。たくさん買ったので大学生としてはイイお土産になるでしょう。空港内はよくわかりませんが身分証を見せたら入れました。飛行機のチケット無しでは入れないこともあるようです。
家族はエチオピア航空にて無事に日本へたどり着いたようです。とても忙しい旅で疲れたと思いますが、というか私も疲れましたが楽しい時間を過ごすことができました。遠い所からベナンを訪れてくれた家族に感謝です。2019年9月まではベナンに居るので、ベナンに来たい方はいつでも来てください。