先輩隊員の最終報告会
先週の出来事ですが、同じ県内で活動している先輩隊員の最終報告会に行ってきました。コドワリ村というところです。報告会の3日前に情報を得たのでバタバタしましたが、1泊2日で行ってきました。
1日目
ナガイレ村でコミュニティ開発隊員として活動する同期の元へ。彼女の案内で4時間ほどかけて村を見て回りました。
カシューナッツの森
ガリ(キャッサバの加工品)工場
ベナンにも雪が!?収穫されたコットンの山
保健センター
東屋?教会です
木の上で寝るホロホロ鳥
水道故障中につき井戸生活
住民との距離が近い村隊員は都会の隊員とはまた違う良さがあって、イイなぁと思いました。協力隊をあまり知らない人がぼんやりと思い浮かべる協力隊の図って感じです。村は田舎なので落ち着きます。自分の任地ではないので外に出ても名前を叫ばれる事もないし、私の家のようにモスクが隣接していないので家の中がとても静かで、なんだか週末に休みに来たくなる場所でした。
2日目
ナガイレ村からコドワリ村へ
早い時間でタクシーがいないので、ボディ村からポルトノボ行きバスに乗った先輩にナガイレ村で停めてもらい、コドワリ村へ。3人で2000Fcfa(=400円)。
開始予定時刻朝9時の少し前に最終報告会会場の居酒屋(?)へ。何も無い。
9時を過ぎてからJICA号到着。プロジェクターやスクリーンを車から降ろしていたところ、「ここ電気ないよ」と言われ立ち尽くす運転手。
村長の家から電気を引き、10時頃青空報告会開始。
先輩隊員はフランス語で話し、バシラ市役所の職員がそれを現地語(アニ語)に通訳するという形。彼が行った収入向上のため活動は主に3つ。石鹸作り、肌用クリーム作り、食用ウサギの飼育。
なんと、この先輩は現地生活費を使って自宅を建て増してウサギ小屋を作り、ウサギを飼い始めたのです。村人も関心を持っているようで、報告会の質疑応答ではウサギ飼育についての質問が多かったです。質疑応答含めて約1時間ほどで終了。
今回この報告会に参加したのは、何か今後の活動のヒントになるかなぁと思ったからです。任地に来て今日で3ヶ月、こんな短期間では何もできるわけがないのですが、どこかに焦りを感じる自分がいます。実際、2ヶ月後には活動計画を立てないといけないのですが、、ゆっくりじっくり、まずは任地に馴染んでいこうと思います。