ハナノサキカタ(旧名:道産子、ベナンへ行く。)

ベナン・ジュグーでJICA青年海外協力隊・野菜隊員として活動。(2017.10〜2019.10)

最近の食生活

任地に来て2ヶ月と21日です。長いような、短いような。今日は最近の食事の写真でも載せていこうかと思います。

 

職種が野菜栽培ということで、普段は基本的に農家の方々と一緒に過ごしています。日本から農業を学びにきた実習生だと思われています。まあそんな感じで彼らの中に入っていければいいのですが、なんだか彼らから餌付けされているというか養われているというか。「ごはん食べてきなさい」と300Fcfa(60円)渡されて、帰ってきて150Fcfa(30円)のお釣りを返すと「300Fcfa分食べなさい」と怒られます。150Fcfaもあれば満足に食べられるのですが、頑張って250Fcfa食べてきて50Fcfaのお釣りを渡すと「それは俺のじゃない」とお釣りを返されます。そんな感じで毎日過ごしています。

 

9:30朝食

パターン① 見た目は赤飯、豆ごはん

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250Fcfa(ワチェ100Fcfa+揚げチーズ50Fcfa+ゆで卵100Fcfa)

この豆ごはんはベナン南部のフォン語ではアタシと呼ばれますが、ベナン北部のデンディ語ではワチェと呼ばれます。

ベナンの食事は「いくら分?」と聞かれることが多いです。ごはんだと値段で量が決まり、肉や魚だと値段で大きさが決まります。

 

パターン② トウモロコシ粉の練り物

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300Fcfa(ドゥクヌ50Fcfa×2、魚200Fcfa)

この塊はデンディ語ではドゥクヌと呼ばれています。フランス語ではコム?コヌ?と言うと教わりました。恐らくフランス語辞書には載っていないのですが、ベナンの共通語としての呼ばれ方ということでしょう。ドゥクヌは初めて貰って食べた時、「なにこれまずい!」と心の中で叫び、吐きそうな思いで食べたのですが、毎日食べてみたら好きになりました。

 

15:30昼食

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150Fcfa(ココ50Fcfa、コロ50Fcfa、ドゥンドゥ50Fcfa)

左の器はドロドロした飲み物で、共通語ではブイーユ、デンディ語ではココと言います。トウモロコシ粉ドリンクという感じでしょうか。お好みで砂糖を入れて飲みます。写真のものは滑らかタイプですが、ツブツブが入ったタイプもあります。私は滑らか派です。

右の器の茶色い揚げ物はコロと呼ばれていて、店によって無味だったりピリ辛だったりします。白いフライドポテトなようなものはヤムイモを揚げたもので、フライドヤムと呼びたいところですがデンディ語ではドゥンドゥと呼ばれています。ドゥンドゥというのはヤムイモを指します。

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生ヤムイモの写真が無かったので、蒸したものです。ヤムイモは味のイメージとしてはサトイモのような感じです。ベナン北部で多く栽培されています。

 

19:00夕食

自宅で野菜を炒めたり茹でたりして食べています。農家のおじさんたちが食べられないくらいの量の野菜をくれるのです。

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3日間でキャベツを4つもらった時は流石に困って近所に配りました。

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「ここから左はアヤのレタスだから、2/15までに全部食べてね」と棒を立てる彼。そんな食えんて。

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与えられてばかりですが、毎日野菜をたくさん食べて過ごしています。健康第一