牛タンを買ってみた
市場に行くと動物がその場で捌かれ、売られている。ベナンはキリスト教徒が多いが、ジュグーはイスラム教徒が大半を占める。そのためか、市場では牛、ヒツジ、ヤギしか見たことがない。以前一度だけ牛肉を250g買ったことがあるが謎の部位だったので、今回は部位を指定して買ってみることにした。
牛タン!
う、牛の舌だ…まな板入りきらんし…
値段は2000Fcfa(400円)
捌き方とか知らないけど、まあインターネットに載ってるっしょ!と現代っ子の私は考えた。そして帰宅すると、Wi-Fiの接続が切れていた。まじか。
とりあえず皮を剥いでみよう。
肉っぽい!ちなみにここまで1時間かかった。ふう。
ここでインターネットが回復したので「牛タン 捌き方」検索。部位は4つに分けられる。ふむふむ。
こんな感じ?
タンさがりは舌の下側部分で筋張っている。タン下やタンルートとも呼ばれる。この部位は筋張っているので、挽肉にするといい。
タン先は見た目通り舌の先端。固い。シチューとか煮込む系にするといい。
タン中は通常の焼肉に出てくる部分。クラウンカットとも呼ばれる。
タン元は柔らかい部分で、焼肉ではワンランク上の商品。見るからにうまそうだ。
タンさがりとタン先は切って冷凍室へ。
タン中とタン元は少し冷凍庫に入れてから切ると切りやすいと書いてあったが…我が家の狭い冷凍室はすでにさやかでギュウギュウなのである。
奥がタン中で手前がタン元。薄切りにはできなかったけど、まあ切れた。厚切り牛タンで豪華じゃん!
早速焼いてみる。塩コショウ。
レモンを絞って食べてみた。
うまい!タン元の柔らかさヤバイ!ヤバイってなんだ…おいしい!
自宅で焼肉、流行りそうです。