ハナノサキカタ(旧名:道産子、ベナンへ行く。)

ベナン・ジュグーでJICA青年海外協力隊・野菜隊員として活動。(2017.10〜2019.10)

活動スタート

と言っても特に仕事っぽいことはしておらず、散歩ばかりしている。今日で2日目が終了。

 

現在市役所に預かってもらっている状況なのですが、担当の人が全く当てにならない。

1日目「すぐ戻ってくるから待ってて」

初めてのことなので、とりあえず待ってみたけど3時間待った。2度と待たない。

2日目「15時に市役所の下でね!」

20分待つが来ない→電話する→「まだ戻れないから戻れる時連絡するわ」→連絡無し

という感じで、初日からもう彼を信じないと決めた。

 

まあ元々、市役所配属の予定ではなかったので想定の範囲内

 

さて、インターネット上に私が受けている要請がまだあったので、よかったら見てみてください。

募集ボランティア要望調査票|青年海外協力隊(JV)|JICA-ボランティア

この要請書にある「ジュグー村落開発支所」で働くはずだったのですが、今はこんな感じ。

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作っているのか壊しているのか不明(笑)

 

組織再編とのことで、以前20名ほどが働いていたこの職場を50名が働けるような建物にするということ。今日の朝この工事現場に呼ばれ、行ってみると元職員が続々と集まってきました。彼らに、今何してるの?と尋ねると、何もしていないと言われた。でも給料はあるみたい。

そんな感じだけど、要請書にあった農業普及員が本当に居たことには感動した。みんなそれぞれ専門もあるみたい。2ヶ月後の1月には建物が出来上がる予定とのこと。建物ができてもすぐには働けないと思うけど、彼らと働けるのはとても楽しみ。

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道にある看板はそのまま。

 

午後は家の近くの畑に行ってみた。私がジュグーに来ることは噂になっていたらしく、「日本から来たボランティアだよ」と言うと、「君か!君なのか?市役所の人が言ってたよ」とか「知ってる知ってる!」とか言われた。ここ、ジュグーでは農民はグループを作って活動している様子。今回訪ねたグループは3箇所に畑を持っていて、たくさんの人が働いている。

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めっちゃ綺麗な畑でベナンとは思えない!と言ったら失礼だけど、ホームステイ地のアボメカラビで見ていた畑はグチャグチャでゴミだらけだったんだよ。

肥料は3種類を使っていて、うち2種類は有機質肥料、1種類は化成肥料だそうだ。肥料はこうやって置くのが彼ら流らしい。

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井戸があり、水やりをしている。

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苗も作っている!

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収穫の時期になったら一緒に食べようね、と言ってくれた。いきなり訪問したのに質問にも答えてくれるし、写真も撮らせてくれるし、優しい人たちだった。今度手伝いにくるね、と言って去ってきた。

 

ちょっとだけ進展。

一歩ずつ。