ハナノサキカタ(旧名:道産子、ベナンへ行く。)

ベナン・ジュグーでJICA青年海外協力隊・野菜隊員として活動。(2017.10〜2019.10)

任地訪問

アボメカラビでのホームステイ中、自力で任地を訪問する行事があります。ホームステイ先から一度コトヌーのホテルへ行き、そこで1泊。それからそれぞれの任地へ行き、2泊してアボメカラビに戻ってきます。

 

というわけで、ジュグーに行ってきました!

 

10/25 アボメカラビ出発

授業が午前で終わり、そのまま出発。

・流しのタクシー(1台2000Fcfa)

ベナンタクシー(1人3000Fcfa)

・ホストファミリーに送ってもらう(無料)

という感じで、それぞれ自分の行きたいようにコトヌーへ。私は流しのタクシーに3人で乗りました。今回は誰も乗合バスを使わなかったけど、250Fcfaで行けるようです。

タクシーはエトワールルージュで降ろしてもらい、翌日のバス予約のためATT事務所へ。コトヌーからバシーラ、ジュグーまでは7000Fcfaです。

 

10/26 コトヌー出発

朝7時発のバスに乗るため、6時にホテルを出発。タクシーでATTのバス乗り場へ。

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同じ時間に3台のバスが出発するため、少し混む。

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ATTの車内はこんな感じで、これは新しめのバス。日本のスタンダード4列と同じ。シートベルト無し。次回はLa poste のバスに乗ってみようと思う。

 

7:07 コトヌー

 

9:20 ボイコン着

大きめのサービスエリアという感じ。数社のバスが休憩していて、売り子も多い。トイレは綺麗目で100Fcfa(=20円)だった。払わなくてもいいらしい。

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豚肉入りのパンが半分で1000Fcfa(=200円)

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14:50 バシラ着

ここも売り子が多い。トイレは草むら。

 

15:30 ペネスル着

同期隊員が降りた。こういう所は運転手に言えば止まってくれる。

 

15:50 ナガイレ着

上に同じ

 

16:30 ジュグー着

無事到着!

 

トイレ休憩はたまにあり、草むらに隠れてするって感じでした。

あと、行きも帰りもバス内で販売があって、大学生が自然療法の冊子を売ったり、洗剤を売ったりしていました。乗客はシラける感じではなく、質問したりイジったりしていて、わりと売れていました。

 

さて、ホストファミリーがジュグーから12キロ離れたバリエヌ村ということで、とりあえずバス降り場でホストファミリーを待つ。1時間待ってやっと出会えました。しかし、その男性はバイクでわたしを迎えにきた。バイクはダメなの!!と何度も伝え、歩くことに。「少しだから乗ろうよ。なんでダメなの?」って30回は言われたと思う。

で、12キロ歩くのマジかよ…と思っていたら、3キロほど歩いたところに配属先長(?)の家があり、そこに泊めてもらえることに。ありがたや。配属先長(?)は2ヶ月ほど前までバシラで働いていて、そこにいた野菜隊員と仲が良かったため、協力隊にかなり理解がある人だった。

 

10/27 ジュグー市街へ

私の本来の配属先はジュグー村落開発支所だが、改革中?で今は誰もそこで働いていないらしい。配属先長(?)は自宅でパソコンに向かって仕事をしている。

というわけで、私はジュグー市役所で働くことになりました。村落開発支所が機能し始めたら、そこに戻るっぽい。今回、市役所の担当の人に会ってきたけど、正直不安しかない。

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ジュグーには2017-1次隊で2人の隊員が来ていて、1人は市役所でコミュニティ開発、1人は視学官事務所で小学校教育の職種で働いている。この日は2人と一緒に昼食を摂り、色々話を聞きました。また、住む予定の家も教えてもらいました。市役所から約30〜40分ほど歩いたところに家があります。ジュグー隊員は同じ敷地内の別の一軒家に住みます。想像より綺麗でびっくり。

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中を見るには大家さんに来てもらう必要があり、事前にアポを取っていなかったため入れず。同じ間取りということで先輩隊員の家を見せてもらいました。

 

夕方、ホームステイのためバリエヌ村へタクシーで移動。昨日の彼に会い、市場や親戚の家を案内してもらう。バリエヌ村は村にしては大きく、人口を聞いたら4万2千人と言っていた。本当かどうか分からないけど人は多い。市場の建物は日本の支援で建てられたようだ。ちゃんと使われているので嬉しく感じた。

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電気は大通り沿いにしか通っておらず、夜はみんな懐中電灯を持って歩いている。与えられた部屋は何もなく、コンクリの上にゴザを敷いて、蚊帳を張って寝た。

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トイレは少し区切られただけの場所で、水は流れ出る仕組みになっているが、穴が無いため大便は流れない。まるでシャワー室。

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 ちなみに配属先長の家のトイレもこんな感じだったんだけど、大便の処理方法を知っている人がいたら教えて下さい。

 

バリエヌ村へは配属先長の紹介でステイすることになったんだけど、どうやらバリエヌ村での活動を期待している様子。配属先も活動先もふんわりしてますが、出来ることからやっていこうと思います。

 

10/28 アボメカラビへ戻る

朝6時過ぎにバリエヌ村を出発し、配属先長の家へ挨拶に寄ってから、ジュグーのバス乗り場へ。先輩隊員が見送りに来てくれた。

バスは7時発と言われたが、8時近くなってもまだ来ず。ここであることに気づく。

携帯がない。

ポケットに確かに入れた携帯電話がない。

これは送ってもらった車に落としたと思い、急いで電話してもらう。すぐに戻ってきてくれて、無事に携帯電話を回収。

とそこにバスが到着。

ナイスタイミング!

かなり焦りましたが、なんとかなりました。小さい携帯電話には気をつけよう。

 

無事にバスへ乗り込み、バシラで他の隊員とも合流。車中は暇なのでこれを書いたり、寝たり、パンをかじったりしています。

隣に座っているおばちゃんのカラダがデカすぎて私の席に侵入しています。冷房効いてるのに足と腕が密着するから暑いよ!腕の位置の取り合いで小さな戦いが起きてるけど、いやそこ私のスペースね!

 

帰りのタイムスケジュール

8:15 ジュグー

10:20 バシラ

15:15 ボイコン

17:55アボメカラビ

 

無事に任地訪問が終了。行きはコトヌー→ジュグーが約9時間半、帰りはジュグー→アボメカラビが約9時間40分かかりました。要請書には8時間と書いてありましたが、嘘ですね。

 

明日は休みで、明後日からまた現地語の授業です。それでは。