野菜隊員、魚を飼う。
今日もいつも通り畑に居て、水やりの手伝いをしていました。溜池の水が足りなくなり、「ポンプ止めてきて」と言われ止めると、彼らは溜池の魚を獲りはじめました。
流れが全く掴めないのですが、私も入ってみることに。
長靴の中まで泥だらけになりました。
獲った魚がコチラ。ナマズ。
「小さいし少ないし、アヤにあげるよ。持って帰って食べな。」
ん、多くない???
「少しずつ食べれば良いよ」
というわけで、昼休みに持って帰ってきました。
いや、多くね?
ナマズとか触ったことも食べたこともないしどうしていいか分からない。ヌメヌメするし痛いしめっちゃ跳ねるよ。
とりあえず日本にいる母に電話。「私にも未知の世界よ。飼っておけばいいんじゃない?今度行ったら料理してあげるよ(笑)」クックパッドの検索結果が送られてきた。
同じ敷地内に住む先輩隊員に来てもらい、死んでいた2匹を焼いて食べてみました。
おいしすぎる。ジュグーに来て1番のおいしさでした。身がフカフカ!
残りの生きているナマズはとりあえずシャワー用のバケツに入れ、夕方仕事が終わってからナマズ用バケツを買いにいきました。
大きいバケツに移し、全員の無事を確認。まあ死んだら食べればいいだけ。
力強く跳ねるので蓋つきを購入。さらに重し。店のおばちゃんが水をすくうためのカップは買わないのかとしつこく言ってくるので拒否していたのですが、最後には無料でくれました。いや、ナマズ飼うだけだから要らんけど(笑)まあ貰えるものは貰っておきましょう。
そういうわけで、どういうわけか、1人と約15匹の生活がスタートしました。
ところで、エサってどうしたらいいんですかね?ナマズの飼い方教えて下さい。
月曜日の国旗掲揚
ベナンでは毎週月曜日、すべての?公的機関や学校で国旗掲揚が行われる。そして、国歌を歌う。私の一時配属先であるジュグー市役所でも、それが行われる。
朝8時にわらわらと人が集まり、国歌を歌い、みんな挨拶し合う。イイ文化だなぁと思う。
国旗掲揚のスタイルはそれぞれの機関で異なるようだ。現地語学訓練の時にホームステイしていた家の小学生に聞いたとき、月曜日は国旗を揚げて国歌を歌い、金曜日は国歌を歌って国旗を下げると言っていた。国歌は3番まであって、全部歌うらしい。ちなみにジュグー市役所は月曜日のみで1番だけ歌います。みなさんの配属先はどのような感じでしょうか。
さて、ベナンに来てあっという間に2ヶ月が経過しました。少しずつ慣れてきたけど、まだ馴染めないなぁという感じ。なんというか、人の多さに慣れない。毎日新宿にいる気分だよ。やっぱ畑が落ち着くな。
座っている人たち
ベナンに来て思ったこと。そのへんの日陰に座っている人たちが多い。特に男性が多い。何人かで黙って座っていたり、話をしていたり、寝ていたり。働かなくて大丈夫なのかな?と心配になる。でも食事やバイクのガソリンのためのお金は持っている。物を売っている人の多くは女性だから、女性がお金を作っているのかな?よく分からない。
そんなことを考えていたら、最近の自分がそちら側になっていることに気づいた。
畑のすぐそばのガソリン屋さんのところが私の居場所である。これは違法ガソリンでナイジェリアから来ている。ガソリンスタンドのガスよりモノは良くないけど、安いからみんな買う。と言っても高いし、日本より価格変動が激しい。普段は350Fcfa(=70円)/L〜450Fcfa(=90円)/Lくらいで、ナイジェリアに問題があるとすぐに上がる。去年は最大1500Fcfa(=300円)/Lまで上がったらしい。物価を考えると相当高い。200Fcfaあればお腹いっぱい食べられるからね。
このヤギの家族は毎朝だいたい同じ時間に現れる。並び順はいつも同じ。
よくバイクで現れて座っているだけのおじさんがオレンジをくれた。ベナンではオレンジはこうやって皮を削ぎ、切り口に口をつけて揉みながら飲む。日本のように剥いて実を食べる人は今までで2人しか見たことがない。
ちなみに今日の午後は、ボカシの切り返しをして、いつも通りおやつタイムをして、スイカを食べていたら終わった。写真はおやつ。
座っているだけでも何かと発見はあった。でもやっぱり、稼ぎにはならないかな。